このKEY RING(正式にはJean Ringという名前です)、若い頃によく使っていて、それからなくして。その後どこかで手に入れて、またなくして……。その後スペアでとっておいたものをベースに、10年近く前にパクらせていただいた(失礼しました)のが、写真中央の物です。うちのはシルバーでプレーンにつくりましたが、オリジナルはブラス製で、プレスによるテイスティなアラベスク模様が入っています。

前回帰国した際、幼稚園時代からの友人とひょんなことで立川で待ち合わせ、その後気の向くまま福生へ足を伸ばしてみました。若い頃によく行った店でも行ってみようか、という感じです。

ちょっと道筋は変わりましたがほどなく福生に着いて……。街道の雰囲気もずいぶんと変わりましたね。それでも昔からやっている店も何件かあり、そんな中で当時古着やアンティークなどをチェックしていた店に入ってみました。

その店の主人は今では『紅*餃*房』のオーナーとして全国的に有名になってしまいましたが、彼が最初にオープンしたのが確かこのお店。雰囲気、商品は変わっても当時と同じ空気が流れていて和めました。福生に来た感じがします。そしてふと見ると、レジの脇からなじみのあるオーラが……。
Jean Ringが光ってました。よく見るとブラスにクロームメッキという見たことのないバリエーションまであり、思わずつかんでいました。

その後は昔のパターン通り、その店のオーナーの元奥さん経営のイタ飯屋で軽くシメ、食後も軽くパトロールしてみましたが、新しくできた店の多くが福生らしくスペースを広めに取っていて、いい感じに発展してます。

一緒に行った彼とは若い頃もちょくちょくいろんな町を回ったりしていました。福生ではおもしろい店を探したり、米軍の主催するジムカーナに出てみたり。そんな感じでまた違う町に行ってみたいですね。(オオフチ)

P.S. 以前うちのTシャツのプリントを刷ってくれていたTIM DALYという人の絵です。
www.timdalypainting.com/で見られますが、主にニューヨークに近いニュージャージーのインダストリアルなエリアを題材にした、独自に暗い作風が印象的です。そばで見ると欲しくなりますよ。