時間が許せば通ったことがない道を運転する癖は昔から抜けず、空港近くの運送業者をあとにクイーンズ地区にあるこの先通ることもないと思うSpringfield Blvd.を抜け、フラッシング経由でマンハッタンに戻りました。クイーンズはいろいろな人種が住んでいる地区として知られ、フラッシングは東洋人が多いエリアです。 

ニューヨークの各5地区はそれぞれに印象の違いはあるものの、やはりニューヨーク市というところで何となく似たり寄ったりのところはあります。それは色々な人種や文化との入り交ざりが、時間とともに必然的に整理された部分がそう見えるようにしているのかも知れません。

そういう中でも単一人種のエリアとなると、街並みも一方通行になりがちで独特です。そんな環境の中、普通に営業しているテイクアウトチャイニーズは何処に行ってもなくてはならない存在になっているようです。場所を選んでいるのかそうでないのかはわかりませんが、生活を支え普通に溶け込んでいるところが彼らの凄さと思っています。(カツ)