ついに行ってきました…茶釜食堂。とんでもなくローカル&マイナーな話題で恐縮ですが…お付き合い頂ければ幸いです。

今は有名(?)な木梨サイクルの隣にあり(1970年代当時)、古い祖師ケ谷大蔵ローカルの間では有名な、今は亡きラーメン屋さん、茶釜。その恐らくルーツである(私見)、福島は白河にある茶釜食堂。ここにどうしても行ってみたかったんです。

やはり、まずはワンタン麺か中華そばでしょうか…当時から麺類しかない茶釜。たしかラーメン、ワンタンメン、チャーシューメン、チャーシューワンタンメンくらいしかなかったような…当時の普通のラーメン屋さんには必ずある、チャーハンとか餃子などは無かったと思います。ミソタンメンも気になりましたが…。


当時(中学生でした)、木梨サイクルの何件か並びに住んでいた友人に連れてってもらい、最初に食べた時はなんだこれ?というくらいクセの強いヘンなラーメン…太目の手打ち麺は太さが不均等でうどんのような?味…スープはなんとなく和風で不思議な味…が、3回くらい食べたら見事にはまってしまいました。なにしろ他に似てるものがないんですね…。

その茶釜が無くなってから久しい…でもその茶釜に似た味のラーメン屋さんが梅が丘にあると友人から聞いて行ってみたのが10年ちょっと前?たしかに似ていますが、茶釜とは何かが決定的に違う…味は私的にはすごくおいしいのですが、どこか納得のいかない気持ちが続いていました。ちなみにその梅が丘のラーメン屋さん(5〜6年前?に町田に移転)のオーナーの方は福島のとら食堂という店で修行したと聞きました。

その後しばらく忘れていて…数年前に急に思い出して再び検索してみましたが、どうもネットに上がっている写真を見ると、“とら食堂“のラーメンは茶釜のそれとはどこか違う…でも、昔の祖師谷の茶釜を知っている方々のブログを見ると、茶釜のタイプはどうも白河ラーメンというジャンルに入るらしい…さらに検索すると、茶釜食堂(!)というお店のラーメンの写真がどう見ても茶釜のそれに似ていると思い、ここだ!と思いました。

そして、ついに…間違いありません!どこか違う気もするけれど、でも絶対に似ている。食後、お店の方に聞いてみると…やはり今は亡き祖師ケ谷大蔵にあった茶釜は親戚の方のお店だったということです。

祖師谷の茶釜の味が今でも忘れられない方は、是非白河の茶釜食堂に行ってみてください!
(オオフチ)