思えば、2021年のPOST Chinois(ポスト・シノワ=フレンチ・チャイナ)あたりから始まった、最近のPost O’Allsのエクレクティック軸・・・の、もう一つの雄がフレンチ(フレンチ・ワークウエア)・・・

 

向かって右が、2024SSのPOS-Travailのindigo cotton/linen sheeting・・・左が、2025SSのPOST Chinois Travailのindigo vintage twillになります・・・

POS-Travail(ポス-トラベール)・・・この個体は、もっと前のものかと思っていましたが・・・’24SSでした・・・

モデル・デビューが’23FWだったからでしょうか・・・個人的には既視感というか、見慣れた感じがありました・・・

ともあれ、POS-TravailはPost O’Allsと合わせたいフレンチ・コネクション・・・

今でいう親和性?というか、そんなムードがありますね・・・

アメリカ・・・フランス・・・それぞれクセはありますが・・・

いずれにせよワークウエアゆえ、飾りが無い分、デザイン性や時代性も排除されているので合わせ易いというか・・・そこが要なわけで・・・

 

 

そしてこちらは、さらにビンテージの上海テイストをフュージョンした、POST Chinois Travail(ポスト・シノワ・トラベール)・・・

 

以下、’25SS展示会の概要です:

”ビンテージのフレンチ・ワークジャケットと、フレンチ・チャイナのメーカーが作るワークジャケットのレアなフュージョンが、今シーズンデビューとなるポスト・シノワ・トラベールになります。まさに、Post O`Allsの伝統である、ありそうで、ない・・・なさそうで、あった?・・・というレンジのモデルとなります。”

この丸襟には、さらなるエキゾチック・ムードが感じられます・・・フレンチ・ワークでも稀にありますが、いわゆるフレンチ・チャイナに多く見られる襟型ですね・・・

その上に、ビンテージ・フレンチ・ワークのディテール・・・このレンジは実際に存在しましたが、このようなフュージョン具合は見たことがありません・・・

それゆえ、ありそうで、ない・・・なさそうで、あった・・・という、Post O’Allsらしいレンジ(笑)・・・

さらに、ミッドセンチュリーあたりのフレンチワーク・テイストも盛り込んであり・・・

今回は、進化というより変化を遂げた、という感じ・・・でしょうか?・・・

 

そして、2025FWにはさらなるフレンチ・コネクションが!?・・・

 

(オオフチ)