ここのところ、新型E-Z Rider (イージーライダー)の調子を見ています。前回の帰国時に先上げしてもらった2枚を、引き続きいろいろなシチュエーションで着ています。

この一枚はSUPREME(シュプリーム)ツイルのネービー。この生地は昔のGRENFELLのように繊細な面が特徴ですが、洗うと厚みが出て秋っぽい表情にもなるんですね…。

これはうちではシャギーウールと呼んでいる、パール編みのニットっぽく見えるウール地。パール編み…良く転んでもLEMMERMAYER、普通に転べばトロイブロス…と間がありませんが、着心地はニットのように軽やかです。

Post O’Allsとしてはお初のラペル(上襟)付きジャケット、まずはニュートラルなところから 始めたいと思いました。基本は5ポケットや似たようなシルエットの定番パンツと合わせる設定なので、ベースとなるイメージは1900年代初頭のサックスーツのようなシェイプ。

5ポケットなどもそうですが、ラペル付きジャケットのシルエットも、人間の身体の線をナチュラルにトレースしたこの年代のビジュアルに永遠を感じますね…。

今回は初リリースということで、名前のとおりスムースにこなす(E-Z Ride)、という点を優先してみました。その点では合格ですかね。
(オオフチ)