最近手に入れたこの写真集、とても良かったです。彼女の初期の3作を、2010年頃にニューヨークで行われた展覧会用にダイジェストしたものらしいです。



初期の3作とは、1970年代後半の横須賀を撮った“横須賀ストーリー”、同じ頃の古いアパートの内部を撮った“APARTMENT”、当時の(くたびれた)昔の赤線の建物とその内部を撮った“連夜の街”の3作のようです。




私はどちらかと言えば、ボロくなっても味の出る物以外は“全盛期“、つまり新品の時やリアルタイムな状況の方を見たいタイプなのですが…こんな感じで寂れ、くたびれた状況というのもなかなかグッとくるものなのですね…。

(オオフチ)