個人的に好きなデュポンのライター達です。

 

1940年代始め、フランス製。元々は高級革製品メーカーであったというデュポンの、これが最初期のライターと言われています。デコ/ストリームラインなリブのデザインがいいですね。材質はアルミで、この後ブラスに移行します。この当時のライターは全てオイル式でした。

上の物の復刻、というかユルいオマージュ的なリイシューのガスライター。最近のもので、イニシャルというモデルです。

ライン1のラージ、1970年代。1960年代から始まったライン1シリーズが、デュポンライターの名を世界的に不動にしたのだと思います。

ライン1のショート、1970年代。個人的に最も好きなデュポンです。デュポンのライターは、ライン1以前の1950年代のモデルからガス式に移行しましたが、その後も不定期にオイル式もリリースしています。

ライン1ショートの18K、1980~90年代。

ライン1ショート、1970年代。デュポンらしいデザイン。

ライン1ショートのエルメス・バージョン。1960~70年代。デコっぽい彫りがいいですね。

ライン1ショート、1960~70年代。キルティングのようなデザイン。ライン1は様々なデザインが有り、ムードで選べるところがいいですね。

ライン1ショート、2000年代。ビルディングというモデル。ライン1消滅前のこの時期は、過去には無かったデザインが多くリリースされています。

最近のターボライターである、マキシ・ジェット。悪天候下でも使える、という性能がいいですね。

私にとってのデュポンの良さは、確実な着火性能とデザイン、質感の良さ。精密そうでいて、どこかユルいところも好きですね。自分が着る服にも合わせやすいので、普段使いにもいい感じ。ちなみに、これらのデュポンはあの”キーン”という音は鳴りません(笑)。(オオフチ)