展示会の準備です。6月の第一週にはサンプルを発送しないといけません。5月19日の今、まだ投入どころか企画中です。焦りつつも、どこかギリギリでアイデアが出てくるのを待ったりしています。

たまに気分転換に散歩したり、本や写真集を見たり、あれこれ着替えてみたり。なんか、冴えないときは寝ちゃいます。

そして起き抜けに思いだしました。以前友人に誘われて行ったギャラリーのパーテイで、いきなり「どれか気になる写真、ある?」と聞かれて「これかな?」と指差したのが、上です。『RUN DMC』のメンバーの、恐らく初期(自分は詳しくないです)の写真。
何か、メジャーになる前の,いい感じのオーラにあふれていて、恐らく春先のビンテージ(1984年)QUEENSな感じのロケーション感と相まって、気になるものとなっています。

この、メジャーになる前の独特な空気感の良さというものは、自分の好きなアーティストのほとんど誰もが持っています。売れる前、そして売れ初めの時期は非常にエネルギー度の高い、良い作品を残している場合が多く、その空気感は、その後にはもうどうしてもキャプチャーできなかったりします。その日、その時の空気は二度と再現出来ない

と、写真を見ながらそんなことを思ったりして……。さらにじわっと展示会のアイデアが出てくるのを待っています、亀のように。(オオフチ)