前から思っていましたが、ニューヨーカーは公園が好きです。

確かに都会の公園には、日常の雑踏から開放され、プライベートゾーンの確保が約束されれば、完璧マイワールドを演出してくれる場所として“アリ”なのは、天気のいい日の公園を散歩すると一目瞭然です。

ここ42丁目と6番街にあるブライアントパークは、いろいろな顔を持つ公園として活躍しています。
「ニューヨークファッションショーのメイン会場となる以外にも、夏の夜には映画が上映され、寒くなればアイススケートもできる」と、この公園の近所に住むタケシ先生が言っていました。
 
しかしこの公園、平日の2時半にも関わらずこんな具合です。ところ狭しと人は集まります。まるでゴキブリホイホイ人間版です。

天気が人に影響する開放感は本能的なものでしょうか。なかにはスーツ姿の人まで寝転がっている始末です。ビルが立ち並ぶ一角でこの風景は、さすが都会ならでは、でしょうが、なかなかなものです。

これからの季節、さらに密度は高まりそうです。仕事の合間にちょっとした充電と思えば、前向きな行動でしょうか。(カツ)