シーズンがはじまると時々、釣りに出かけます。
釣りは対象魚によって様々な方法がありますが、ここしばらく、フライフィッシングが面白いです。

フライフィッシングは、魚が「食べたい!」と思うフライ(疑似餌)を口元あたりまで運んであげて釣り上げようという作戦の釣りです。 
お相手は鱒。できれば、その川で生まれ育った天然ものがいいです。

マンハッタンから車で2、3時間も走れば、アメリカ・フライフィッシング発祥の地、 キャッツキルに着きます。
シーズンは基本的に4月から10月中旬までですが、地区によっては1年中できる場所もあります。

キャッツキルには、異なるキャラクターの川が7本あり、はじめてフライフィッシングをする人から、腕に覚えのある人まで楽しめることは間違いなしです。
時には白頭鷲が上空を旋回していたり、鹿が水を飲みに来たりと、ただ事でない気持にもなります。

自分の視野には人工的なものは何も見当たらない感覚って、なかなか味わえるものでもありません。sそれも、時々釣りに行きたくなる理由のひとつです。

この日、最後に出てきたブラウントラウトで、今シーズン締めくくりです。
(カツ)