20~30’s U.S.ARMYデニムシャツ

食べ物にB級グルメが存在するように、古着にもB級な気分が存在します。というか、昔は古着そのものがB級な存在でした。
そしてB級といっても評価する人や時代によって速度や深度、そしてフレーバーがまったく違うので、そこが面白いと言えます。またB級と言っても二流とは一味違う。

上のARMYプルオーバーシャツも、一昔前はアイテム自体がB級な扱いでしたが、認知度の上昇と共にA級に昇格? そうなると、よりレアで渋目な黒ステッチやODステッチ物が現在のB級になるのでは。


70’sパッチワークジャケット

また自分の場合、いつも何かしらおバカな気分も探しています。気分転換も含め現在の自分の気分を探るのにちょうどよく、いろいろなフィットやパターンを体験してみたいので、ついつい下らないものまで買ったりしています。その結果、手に入れても全然着ないものも多かったりしますが……。


70’sパンツ×2

ジャケットやパンツにもこんなおバカがいました。と言ってもアメリカの1970年代は国民すべておバカな時代だったので、いたしかたありません。どうしてここまで浮かれることが出来たのか? さりげなく現在調査中です。

古着とは先人の残した夢の跡。無駄もやたらと多いけれど、人生もまた然り。なんちゃって、ですが、もしかすると明日の定番になりそうなものもあったりするので、とりあえず目が離せません。(オオフチ)