今年も4万人近い人が参加したニューヨークシティマラソン。コース沿道で応援することが毎年のことになりました。

コースの26キロ地点、やはり記録挑戦者のスピードは想像を絶するものがあります。目の前を通過したランナーを目で追いかけながら、今ここから走り始めた自分と彼らのスピードを照らし合わせても、ついていけて300メートル……。でも実際は、その前に足を前に出すことすらメチャクチャ大変になっているのは目に見えています。
あのスピードで26キロ走ってきたと思うと、人間の体というのは凄いシステムを備え付けていることを実感させられます。

第1走者は5人組、そのあとしばらくして単独ランナーで所々と続いています。1時間も経てば大勢のランナーが、何百、何千人と続いてきます。人それぞれ参加理由はちがっても同じ道を走る。見ているだけでもかなり感動しました。

マラソンには人それぞれのドラマがあるようです。
おじいちゃんが走っているのを見て走れない自分が情けなくなりました。

時々でいいから、走る。ここしばらくの課題です。(カツ)