そのむかし、NYTというブランドをやっていました。主にバッグやTシャツなど軽い感じのものを出していましたが、Tシャツはカツ先生によるニューヨークのフォトを使用したものも多く、それらはニュージャージー州、HOBOKENのアーティストの按配の利いた手作業によって一枚一枚調整され、プリントされていました。

今回のNYT写真も今からけっこう前に撮られたものばかりですが、その当時の雰囲気をジワッと感じさせてくれます。また、時間の経過とともに写真の見え方や感じ方が変わってくるのは、昔の記憶が時を経て変化していくのと似て、自分といっしょに時代を生きている感じがしておもしろいですよね。カツ先生の写真のマジックでしょうか?(オオフチ)