前回の流れに身を任せ2回も……、です。4回も10回もいけるのですが内容が内容な上、こんな写真出してもいい影響はない確信率は100%。ただ、20年前となるとそろそろ時効かなと、そんな甘えです。

この人たちを撮っていた数ヶ月。ミートマーケットから29丁目までの間をカメラを持って毎日歩いていました。寒い日にはホッカイロをあげたり、コーヒー買ってあげたり。そんなことをしていると売春夫、婦の人たちとも自然と顔見知りになっていきます。

「どう、今日忙しい?」「いや、まだ5人目よ」「じゃこれからだね」とか、そんな発展性のない会話が普通に出来るようになりました。中にはアパートにまで招待してくれる人もいました。家族を紹介してくれたり。

このシリーズの写真はそんな時期に撮ったものです。今ではまったく見なくなった光景。もしこの人たちと会える機会があれば軽く話してみたいですね。 (カツ)