‘ナックです。今回はWネーム物で、GLICO(グリコ)×LU(ルー)です。箱の裏を見ると、LUはDANONE(ヨーグルトで有名?)グループの傘下にあるフランス製のブランドで、アメリカ国内ではビスケット系が多く流通しているポピュラーなブランドです。この製品もMade in Franceです。

アメリカにおけるMade inおフランスというと、自分的なポイントは上がりますね。何しろ“‘ナックといえばジャンクと響く”US勢は、どうしても繊細さに欠けがちで、そのあたりをさりげなく補強してくれているのがフランスに代表される伝統派ユーロ勢だからです。

しかし、日本×フランスという組み合わせは、個人的には期待してしまいます。グリコの場合ユーロ圏ではすでに健闘しているのでしょうか? レベルの高そうなヨーロッパの土俵で実力を付けているのだとすると、頼もしいですね。
ちなみにこのポッキーは、NYではメジャーなドラッグストアチェーンにて発見しました。日系とかアジア系の店ではないところが、逆にリアルさを感じさせますね。

昨今海外に急増している多少おっちょこちょいな日本フリークならば、アニメやゲーム、岡山デニム以外にスナックを忘れては片手落ちというもの。何しろ日本のセブンイレブンに普通のアメリカ人や外国人が行くとまず驚くのはそのスナックのバラエティの多さ、そして質の高さ。
ポテトチップなどのUSオリジン物や、ハーゲンダッツなどのナショナルブランド物までMade in Japanの競争力はハイレベル。アメリカにおいても同レベルで普及してもらいたいものです。ついでにMOSSバーガー、ミスタードーナツなんかもお願いしたいところですが。

などと、勝手にいろいろ書いてきましたが、肝心のお味の方は? 
残念ですが、日本製とは別物の仕上がりでした……。

世界に誇る(?)日本の’ナック事情を本場でリアルタイムに体験できなくて残念です。(オオフチ)