起き抜けの訪問者が毎日のことになったのは、8月からです。

うちにはバカ猫が5匹、バカ犬が一匹おります。朝のベランダを占領しているのは猫殿たち。
ある朝、ベランダでハトがウロウロしていました。猫殿を楽しませてあげようと、米を1合撒いたのがはじまりです。

よほど米が好きらしく、いまでは仲間を呼ぶ始末で、雀も常連、時にはカモメ、リスまで出没します。
猫殿のガラガラヘビを思わせるテールの動きは、ハトにアタックすべきか、タイミングを見計らっているようにも見えます。

こうなってくるともう、何をしていいのかわからなくなるようで、家中を走り回ったり、わけの分からない声を出してみたり、と本能さまざまです。
そして私の撒き具合も進み、ときには6合というバカ丸出しです。

いまではカーテンを開けたときに、すでに箸を持っている状態のハトがスタンバっているときすらあります。それが雨の日も、、です。

あれ、今日はいないなと思えば、その瞬間1羽、5羽、10羽と、ほんと瞬く間に、視界の遠くから次々と、こっちに向かって飛んでくるのです。
猫には催促され、待ち構えているハトを思うと、ついつい、毎朝、撒いてしまいます。

が、今日のニュースで、ハトの繁殖率をコントロールする為に撒き餌禁止令が施行された、と伝えていました。
とするとハトが食べられるのは市が用意した餌となるわけですが、その中にはバースコントロール剤が入っているらしいです。

いまさらですが、ここはアメリカです。(カツ)