最近、ソフトに韻を踏んでいるNAVYシリーズ・・・の、シャツ達です。

 

これは、`22SS(今シーズンですね)の#3213  The NAVY CUT(ザ・ネービーカット)。

`22SSの展示会概要から:

 

”3213 The NAVY CUT

ビンテージUSNのムードを持つ、新型ワークシャツの登場です。WW Iのフラップ付きプルオーバーモデルをモディファイした仕様が、今また新鮮に映ります。2000~2010年代には、同様なポケットデザインのプルオーバーシャツをC-POSTシリーズでいくつも展開していましたが、今回はよりクラシックなイメージを出すために、Post O`Allsの最初のシャツ品番である#1201のギャザーを多用したボディをベースに展開しました。”

 

このシャツおよびWWIのUSNシャツに関しては、こちらでも説明しています。

 

そして・・・`22FWシーズンの新作である、 #3216 The  NAVY CUT 2(ザ・ネービーカット2)。

`22FWの展示会概要から:

 

”3216  The NAVY CUT 2

デザイナー大淵のお気に入りである、1910年代頃のUSNのCPOシャツのホームベース型ポケットを1930年代スタイルの前開きワークシャツのボディに載せてみました。その結果、1930年代のUSN支給のシャンブレーシャツに近い、でも、微妙に違う・・・既視感の有りそうで無い、でもどこか王道的なムード・・・という、微妙なニュアンスを持つ新型の誕生となりました。”

 

さらに、もう一型・・・#3215  E-Z NAVY(イージー・ネービー)。

`22FWの展示会概要です:

 

”3215  E-Z NAVY

デザイナー大淵のお気に入りである、1910年代頃のUSNのCPOシャツのホームベース型ポケットをE-Z系オープンカラーシャツの左胸にセットしてみました。今シーズンのE-Z系シャツは、フィットはさらにリラックスしたものになり、全体的にブランド初期のムード溢れる仕上がりとなっています。モデルのファーストシーズンである今回は、シャンブレー〜ライト・デニム〜そして細コール3色での展開で、それぞれシャツ〜ミッドレイヤー〜アウターとして重ねても楽しめる設定となっています。”

 

 

それぞれ、微妙な摩擦感のあるキャプションですが・・・特にThe NAVY CUT 2の、”その結果、1930年代のUSN支給のシャンブレーシャツに近い、でも、微妙に違う・・・既視感の有りそうで無い、でもどこか王道的なムード”・・・は、まさにこんな感じ(笑)。レプリカのようで、レプリカでない・・・なさそうで、あった/ありそうで、なかった、というブランド伝統のシュールな線(笑)・・・。

 

ともあれ、フラップ付きのホームベース型のポケットが付くシャンブレーシャツの代表は、たぶん1920~30年代のUSNの支給品・・・民間ものではHEADLIGHTやSWEET-ORR・・・他にもあるような気がしますが、そんなに多くは無さそう・・・そのココロは、歴史上のトレンド時期のずれによるものでしょうか・・・フラップ付きとホームベース型が流行った時期が、それぞれ微妙にシンクロしない感はありますよね・・・う〜ん、やはり、ソフトに深いですね(笑)〜。(オオフチ)