ちょっと間があいてしまいましたが(笑)・・・2004年(頃の)ムード、その(3)になります。

この飛び出しナイフは、どこで買ったのか・・・確かデッドストックを探していた学生時代に、どこか南部の州の町外れの国道沿いにあったARMY-NAVY STOREで買ったような・・・当時は州によっては合法だったんですね・・・

こんなダラー(ドル)マークのマネークリップも好きでした・・・

1910〜20年代頃のSWEET-ORR製のSTIFELドット・シャツ。取り外し式の襟も付いたデッドストックで手に入れました。このシャツをベースに、1994年頃に#1205というプルオーバーのシャツがリリースされました。左右にベースボールジャケットが見えますが、この頃はまだ毎年作るルーティンだったような気がします。

たぶんカツ先生が撮ってくれた、工場の2階にあった事務所。けっこう広かったのですが、服や物だらけでいつも散らかっていました・・・

この#1102Rの”R”は、確か新しいフィットと以前のものを区別するためにつけた記憶があります。当時、日本の代理店は以前のままのオーバーサイズを望んでいましたが、ニューヨーク側は新たな気分に合わせたフィットに変更したので、そのように区別したものを別々にリリースしていました。新しいフィットは、より古着に近い感じ・・・今思えば、そのフィット感がその後2000年代後半から2010年代にかけて、海外をはじめとする新たなヘリテージ・ムードの時代に繋がる幕開けだった気がします。

当時リリースされたばかりのマッタリーニ2も、この後の時代のベストセラーの一つでした・・・ラペルの付いたアンコン・ジャケットとカバーオールの中間的なロールを設定したジャケットの先駆けでした・・・

The POSTは、私が最も好きなビンテージのシャンブレーシャツであるUSVA(退役軍人局)の1ポケットモデルのユルいレプリカで、オリジナルのテキトーなディテールやフィットを修正して、1990年代の後半にリリースされました。このモデルが、この後全盛になる1ポケットのワークシャツのルーツにあたるんですね・・・

ちなみに、私がかつて着ていた一枚は成長して着れなくなったため(笑)、随分と前に現CORONAの西くんに進呈しました。この一枚は、ラメの入ったブルー地のギャンブラー・ストライプ・・・

色違い・・・黄色のラメ入りギャングスター・ストライプ。

もちろん、シャンブレーもありました・・・

これは、当時の日本代理店エクスクルーシブのデザイン。たしか、ニューヨークや海外ではリリースされませんでした。

私の部屋にかかっていたCARHARTT`Sのネオン・クロック。部屋に来た何人の人に売ってくれ、と言われたか・・・

私の自慢は、このクロックをアンティーク屋とかフリーマーケットではなく、掛かっていた服屋から直に売ってもらった事。

自宅にて、CORONAの西くんと。まだタバコは全開で吸っていますね・・・バックに見えるSWEET-ORRの巨大な看板は、デッドストックを見つけたブルックリンの作業着屋の外壁にかかっていたもの・・・その店はそれ以前はマンハッタンのイーストビレッジにあり、もちろんこの看板も・・・オーナーは、第二次大戦直前にブルックリンに引っ越したと言っていました。

 

以下、

 

2004年(頃の)ムード

2004年(頃の)ムード(2)・・・

 

よろしければ、どうぞ!(オオフチ)