日本展示会
おかげさまで、日本の展示会も無事に、楽しく終了することが出来ました。
取引先様、また関係者の皆様、今回もありがとうございました!
いまだ展示会モードで恐縮ですが、今回の新型モデルの展示会用解説文を紹介したいと思います。
モデル解説
#2117/#2117DV POST 40 / POST 40-DV
POST O’ALLSが大戦中にカバーオールを作っていたら・・・、というアイデアから生まれました。DVはその襟無しバージョンとなります。
定番#1102から引き継いだ、適応性の高いラグランスリーブを持つ基本フィット+ディテールを削ぎ落としたデザインが特徴で、様々な着こなしに対応できるようにミニマルなデザインとなっています。
例えばDVバージョンを下に着ればベストを重ねているように見えますし、上に着れば手持ちのカバーオールのイメージを一新することも可能です。
また、2モデルともに同じ生地バリエーションでの展開となっていますので、レギュラーとDVの重ね着(どちらが上でも楽しいです)も可能となっています。
#2119 CRUZER-BLOUSE
アメリカ北西部の木こりのワークウエアであったクルーザーの最初期型はプルオーバースタイルで、その後前開きのジャケットとして発展していくという過程をたどっています。
CRUZER-BLOUSEでもそのようなシャツとアウターの中間的な性格は健在で、着方的にもボーダーを超えた性質を備えています。その為、ショーツとの相性も抜群、レイヤリングの可能性も一段と高くなっています。
#2120 CAPE ROYALE 2
久々のCAPE ROYALE系の新型が登場となりました。ルーツはワックスド・キャンバスを使用した木こり御用達のハードなワークウエアですが、POST O’ALLS的には90年代の W-Yokeというモデルをそのルーツモデルとして、今回で3代目となります。CAPE ROYALE 2は伝統的な前後のケープに加え、スリーブまで二重の生地使いとなり、よりヘビーデューティな仕様となっています。
#2113L P-POST-L
昨年好評であったP-POSTのロングバージョンになります。P-POST同様に、昨年よりも多彩な仕様及びファブリケーションでの展開となっています。
POST O’ALLSらしく、着映えを重視したシンプルなデザインながら、今までのPコートとは一味違った微妙な仕上がりとなっています。
#2121 NAVY CRUZ
POST O’ALLSのミリタリー系デザインは、伝統的にUS NAVYをモチーフにしたものが多いですが、今回のNAVY-CRUZも大戦中のUS NAVYのサマーコットン・フライトジャケットをそのデザインチーフとしています。着こなしの幅が他のアイテムとは違った方向に広がっていくデザインなので、手持ちのワードローブに一枚追加すると新たな世界が広がります。
#1519 NORTHWEST 2
好評のNORTHWESTの新バージョンは、昨年と比べ、よりシンプルな印象のデザインとなりました。その為インナーに着た時にも、より柔軟性の高い仕上がりとなっています。アウター/インナー共に使いやすい、適度なふくらみ具合は健在です。
#1260 Light Shirt 2 -R
久々にライト系シャツの新バリエーションが出ました。LIGHT系のドングリ1ポケットを装備して、軽めかつ程よい味わいのある仕上がりを目指しています。
今までのC-POST系とあまり変らない印象ながら、ディテール、デザインは細かくリファインされています。
#1231N New Light Shirt
オリジナルのライトシャツは、90年代の後半に、ややコテコテした流れに飽きた頃合のタイミングで発表されました。一見するとナチュラルな仕上がりながら、30sと70sをフュージョンしていくPOST O’ALLS独自のアイデアとなっています。現在のPOST O’ALLSのほとんどのシャツに通じる独特のフィット感は、このモデルからスタートしました。
#1257 CRUZER Shirt 3/#1258 CRUZER Shirt LLC
前回より全面改訂されたCRUZER Shirtですが、今季はさらに気分重視のトリートメントが施されています。LLCはプルオーバーバージョンとなっており、共に今シーズンは他モデルとは一味違ったアダルトなファブリケーションでの展開となっています。2モデル共に同素材で展開していますので、例えばプルオーバーの上に前開きを重ねても楽しいセッティングとなっています。
#1259 E-Z CRUZ 4
リラックスしたムードのレイヤリングに欠かすことの出来ないE-Z CRUZ。気が付けば毎日着てしまう順応性の高さも特長です。今回の新型はウールフランネルの4色展開で、登板確率の高い設定となっています。さらっと重ねる軽いアウター代わりのシャツとしての性質は健在です。
#1261 C-POST 7
C-POST系のバージョン7は、特にレイヤー時に有効なモデルとして開発されました。元々CPO的な着こなしを想定して開発されたモデルですが、紆余曲折を経て先祖帰りをした感じとなりました。今回はさらにいろいろなシチュエーションに対応できる、幅の広い設定で展開しています。
#1311R NW Pants-R
もともと木こり用の5+1ポケットとして90年代の後半に登場したモデルがルーツとなっており、このモデルがPOST O’ALLSの全ての5ポケット系のベースとなっています。RバージョンはNo.1/No.2系のフィットでボタンフライという仕様になっています。
#7101/#7301 T&C
POST O’ALLSの通常ラインとは、意識的に一味違えたTown & Countryライン。今シーズンは前回同様、既存のPOST O’ALLSのデザイン+POST O’ALLSでは出そうもない生地セレクションで展開しています。
今回のチョイスは、遊び心溢れるタン×アイボリーのハウンドツースとなっています。より強く気分を変えたい時に、是非お試しください。
P.S. 遅ればせながら、スカイツリーに行ってきました。そばで見ると結構カッコいい・・・。
(オオフチ)