今回は、POST O’ALLSのディテールの変化について検証してみたいと思います。恐縮ながら私自身が細かく覚えていませんが、気が付けば色々と変化しているんですね。

これは初期(’93〜90s後半くらい)のシャツのサイドシームのガシット部分。この頃は特製のコットンヘリンボーンテープを使用していました。

表から見るとこんな感じ。なにやらマークが入っています・・・。

POST君のマークがプリントされていました。

これは同じ頃のシャンブレーシャツ。物によっては写真のようにネービーステッチも使っていましたが、この時期は基本的にチェーンステッチの下糸は上糸と同色となっています。

これは2000年代中頃くらいの物。ヘリンボーンテープは90年代後半のいつ頃からか廃止され、ガシット部にはバイアスに裁断した共地を使うようになりました。
その心は・・・、目立たない方がいいかも? という理由だったと思います。それに前後して、写真のようにチェーンステッチの下糸に色糸を使うようになりました。

トリプルステッチだとこんな感じになります。ちなみに下糸の色は私達が指定せずに、工場長のムードでランダムに選んでもらっていました。
これは恐らくその方が楽しいだろう、という理由だったと思います。なのでこの時期は生産ロットごとに毎回下糸の色が違います。このアイデアはしばらく続きましたね。

そして5〜6年くらい前〜現在。チェーンの下糸は、白い生地など特別な場合を除いてティファニーブルー/ターコイズにFIXしました。
これは確かランダムに飽きたのと、ブランドの色というのを決めてもいいかも、という理由からだったと思います。
(オオフチ)