最近はシャツに気分が傾いています。POST O’ALLSではデビュー時からシャツに力を入れていましたが、なぜかここしばらくは、自分の気分ではアウターやベストなどを優先して、例えば春夏はシャツを着ないでTシャツの上にじかにベストやアウターを着る事も多かったです。

しかしここにきて、なぜか普通にというか 、Tシャツを着たらその次にシャツを着たくなる事が多いんですね…

もちろん日によっては従来通り(?)Tシャツの上にベストやアウターを着たくなる日も多いのですが、それに加えてシャツに手が伸びる日が増えた、という感じです。

写真は最近よく着ているシャツたちです。おおまかにブルー系とカーキ系に分かれています。

でも気がついたのが、上の写真のようなカーキ系ソリッドの物の登板回数が日本では減るということ。その心は…私の場合は特にそうですが…パッと見の印象が(工事)現場の人っぽく仕上がってしまうからでは?と感じています。

そういう時は、例えばこの写真のように同じカーキ系でもやや玉虫がかったソフトな印象のエンド・オン・エンドに変更してみたり、また下の写真のようにグリーン〜OD系に逃げる場合も多いです。

これはまあしょうがない事で、例えばアメリカでダークブラウン系が売れにくいのはUPS(ポピュラーな運送会社)の制服がダークブラウンだから、と聞いた事がありますし、さらに言えば私がアメリカに渡った1980年代頃では、シャンブレーシャツを着てるのは刑務所帰りかラルフ・ローレンの店員くらいしかいませんでした。たまに田舎の方にデッドストックを探しに行き、私がシャンブレーシャツ+生のロールアップしたジーパン+ワークブーツ、さらにカバーオールジャケットなんかを着ていると、すごくヘンな目で見られ ニューヨークから来たと言っても絶対に信じてもらえませんでした。

まあそれから色々あり、昨今ではアメリカの街中でシャンブレーシャツを着ている人のものすごく増えた事…洒落た店に行けば店員の制服がシャンブレーシャツだったり…変われば本当に変わるのがアメリカの面白いところですね。

でも例えばシャンブレーがカブり過ぎる…でも何かそれっぽい物を着たい場合は、最初の写真の物のように遠目にはブルー系だけどよく見れば細かい柄…などと逃げてみたり。

と、日本から戻って数週間。食生活の変化なども含め、日々いろいろと アジャスト中です。
(オオフチ)

P.S.

夕べは私とまったく同じ生年月日の、さらに言えば若い頃に亡くなった私の友人にそっくりな友達のお宅にお邪魔してきました。

(写真77)

いつも思うのですが、人の家に行くとその人が見える感じがするのが面白いですよね。ディスプレイや家具、小物だったり、本棚の本だったり…いい感じです。