来年の春夏物の展示会もおかげさまで無事終わり、次はどんな感じで秋冬物に移行しようか…というのが現在の私の仕事モードですが、前回の帰国で感じた事の一つに、自分らの友達のようなカッコをした人がけっこう増えたな、というのがありました。

それは例えば柄物のプレーンなショーツにシャツやTシャツを着ている人たちだったり…。同じような例はちょっと前のアメリカでもありました。それは例えば耳付きデニムにCLARKS、最近ではビルケンとかNBですか。

でも思うのは、その人たちの中には似てるのはカッコだけ?というような人がけっこういるのでは、ということ。それは、しばらく出展していたフィレンツェの展示会で、毎回多くの実例を見てきたから…

例えば、以前は私では理解不可能なモードっぽいカッコをしていたそばのブースのアンちゃんが、気がつけばワークシャツに耳付きの5ポケット、そしてALDENを、あたかも“昔からこんなカッコなんだよね”という風にしなやかに着こなしていたり…という実例を限りなく見てきたから。これは、ちょっと大げさかもですが、軽い人間不信になりますね…カッコは人を表すと思っていましたが…う〜ん、考え過ぎ?

秋になりアウターを着だすと、どんな仕上がりになるのか?ちょっと気になっています。
(オオフチ)