最近は工場で生産パターンの仕事をしている毎日…と、またまたヘンなものを発見しました。



こんな状態で見つけたんですね…???…ん?USN?…ひっくり返してみましょうか。


う〜む…これは、もしかすると…。


…やはり間違いないですね。G−1のウインドフラップのUSNのパンチングに使う抜き型でしょうね。昨年亡くなったうちの元大家さんの革ジャン工場の遺品でしょうか。そこではうちのゴートスキンのクルーザーなどを縫ってもらっていたんですが、元は正規品のポリスジャケットや、ミルスペックのフライトジャケットなども縫っていたので、その際に支給されたものだったのでしょうか。

このように何事にも金型を作ったりと、万事コストを掛けるのも大量に生産するという大前提があってこそ。アメリカは過去にどこよりも高いクォリティの生地を作り、どこよりも贅沢な機械で服を縫い、それを普段着としてどこよりも大量に消費していた時代があったんですね…。

などと話しは逸れましたが、私の惹かれたアメリカ製品をアメリカが過去に作る事が出来たという事実の“理由”というものが分かってくるにつれ、時代は本当に変わったんだな、と実感します。

いろいろと思うこと、ありますね…。
(オオフチ)


NAVY EXCHANGE、ヨコハマ、1959年…私の知らない、生まれる前の日本。イマジネーションを働かせてみましょうか…。