終戦記念日頃に日本にいると、必ず戦争関係のなんとかが目に入ってきますよね。

そういったものは子供の頃よりも、年齢を重ねたいまの方が、なぜか身に染みてくる気がするのは私だけでしょうか?

子供の頃は、テレビで見る終戦関係の映像も白黒が多く、今のように米軍が撮影したようなカラー映像はほとんど無かったような気がします。

終戦後の日本をカラー映像で最初に見たのはそれでも随分と前のような気がしますが、なぜかそれらはそれまで見た白黒のものより随分と明るい印象で、悲惨なイメージも希薄だったような気がします。

私は物心ついた頃から、昭和20年代…つまり終戦後の1945年から、復興が進んで街が街らしくなっていった1955年くらいまでの期間になぜかとても興味があり、それは今でも変わりません。うまく言えませんが、なにか自分の時代には無い、凄いエネルギーが感じられるんでしょうね。

私は小学生の頃からアメリカものに興味があり、それが高じて気が付けばアメリカに住み、アメリカで服を作るようになっていましたが、今でもはっきりしている事は、アメリカが過去に作ったものは凄く好きですが、アメリカ人に対して憧れた事はあまりありません。

なにが言いたいかと言えば、なんなのかはわかりませんが…わかっている事は昭和20年代の事が知りたい、当時の写真やなにかを見てみたい、話しなどを聞いてみたい…という気持ちは今でも変わらないどころか、さらに強くなっているということ。

そんな気持ちを心の中に持って何十年…なにか、それら&Beyondをかたちにしてみたいという気持ちが大きくなってきました。

そんな構想?を、現在ソフトにあたため中です…。
(オオフチ)