ニューヨークは残念ながら涼しさが安定し始め、私的には今年の秋冬物をいろいろと試すのに忙しい日々が続いています。そんな中、けっこう気になっていた新型が上がってきました…E-Z CRUZ(イージー・クルーズ) Vestです。









仕上がり的にアウター/インナー両方いけてしまうモデルの特性を考慮すると、今の季節はどうしても活躍を期待してしまいます。ライトなポリフィルの中綿入りで秋冬らしいソフトな背中の丸みもいい感じ…以下、展示会概要中の説明文になります。

“好評のNAVY-CRUZ Vestは、以前NorthWesternなどであったスラッシュ+ジッパーポケットを得てE-Z CRUZ Vestへと変身、インナー/アウター共にしなやかにこなすポテンシャルがアップしました。”

友人からNorthwesternではなくてNorthwest、と指摘を受けましたが…写真はRoyal Travelerなどでおなじみの薄手のナイロンタフタ・オリーブ。ブラスのジッパーと相まって、ちょうどいい感じのミリタリー感が出ています。70sの出始め頃のAVIREXのナイロンもの(当時、伊勢丹でも売ってた?)とか80s初頭頃のC.P.COMPANY的なフレーバーというか…どこか新しい感じですね。

生地的には今シーズン初となるタフタのグレー。これはネービーやブラックなどと合わせた時に新しさを感じますね。

ハイカウントP/Cポプリン、セージ。一味違う、ハイクラスでユーロな印象。

ちなみに、系譜的には以下の2型をフュージョンした結果が、今回の新型となっています。

1518 Northwest
個人的に古着ではここしばらくの定番である襟リブ無しのEDDIE BAUERのダウンベスト。そのPOST O’ALLSバージョンとなるのが今季初登場のNORTHWEST。レイヤーの可能性を広げるコンパクトな中綿、ルーツや想定年代の不詳さを醸すスラントしたジッパー使い、ありそうでない生地使いなど、新たな可能性を追求しています。(‘12FW概要より)

#1520 Navy-Cruz Vest
NORTHWEST系で好評であったパフィ−なベストにNAVY-CRUZ のフレーバーがフュージョンされました。ショールカラーが新鮮な気分です。(‘14FW概要より)

今晩はとりあえずTシャツの上にタフタのE-Z CRUZ Vest、その上に一重のBDUでも羽織ってみましょうか…いや、DEE’S Parka〜…ショーツ、そろそろギブアップですかね?
(オオフチ)