人と話をしていて改めて意識する事も多いのですが・・・Post O’Allsは普通のアメリカやアメリカっぽい服のブランドとは、初めから少しばかり違っています。今回はその辺りに触れてみたいと思いました。

例えば、色とその合わせ方。私が思うPost O’Allsらしい色とその色合わせは・・・すぐに思い付くのはネービーx黒/墨黒やブラウンx黒/墨黒、タイミングによってはグレー(鉄色)xブラウンなど。もちろんそれら以外の同系色や補色系の組み合わせも常に想定しています・・・が、らしいといえばその辺りのような気がします。

主に50代くらいから上の日本人では、MEN’S CLUB〜トラッドというか、そんなアメリカのエスタブリッシュメント (支配階級)の服装を着こなしのベースとしている方々は多いように思います。その辺りのルールや一般的な欧米的色合わせからは、(靴やアクセサリーは別として)前述のような色合わせは基本的に出てこないように思います。

その心は・・・・髪x肌の色でしょうか。 アメリカや英国の服、さらに言えば洋服というものの大半は、基本的に金髪〜茶髪x欧米人の白い肌の色に合うようにデザインされ発展してきたように思えるんですね。でも例えば日本のキモノでは、前述のような色合わせは普通ですよね・・・それは、やはり日本人の髪と肌の色に合うようにデザインされてきたからだと思います。個人的にすごくイタリア人ぽいと思う、カーキのコットンスーツにブルー/白のシャツ+ブラックの靴、なんていう組み合わせもイタリア人の黒髮と肌の色だからよりクールに映る好例だと思います。また、色的には大好きなサーモンピンクやケリーグリーン、パウダーブルーなどは確実に+金髪設定だと思うので、残念ながら私がアメリカで着ることはほぼ無いんですね。

髪の黒い人=アジア、ラテン系などの人たち=が着るからこそ可能なエスタブリッシュメントな欧米人に勝るとも劣らない、キラーな組み合わせ・・・これがPost O’Alls創立当初からのアイデアの一つなんですね。そのようなアイデアは色合わせ以外にもまだまだありで・・・次回はその辺りをソフトに掘り下げてみたいと思います。(→続く)
(オオフチ)