ニューヨークに戻るといきなり秋というか冬の気配を感じ・・・そして突然、‘17FWものを着て試すことが始まりました。まだ気分はショーツにあるのですが、何しろこれが仕事。実際、設定通りになっているのか?とか、1年前に考えていたアイデアは有効なのか?・・・などなど、気になることはありますが、この前まで春夏物の企画に入っていたので、忘れている事も結構ありそうです。

でも、なんとなく覚えているのが・・・Super DVはカバーオール系のインナーに特化した、そしてアウターとしても着れるものとして開発しました。


そしてC-POST DVはクルーザー系のインナーに特化した、さらにアウターとしても着れるもの。まずは、この辺を実際に着て具合を見ていきましょうか。


そして、メルトンの一重で作ったE-Z Rider。

見た感じは、個人的に設定したイメージである“カバーオールのように着れるジャケット”というセンになっています・・・なので、あとは実際に着て具合を見るというか・・・これは例えば風の冷たい時などに襟を立てた時、カバーオールの襟を立てたような気分になれれば正解なんですね。通常のジャケットだと、芯地やそれを留めるステッチがあったり、着心地が固かったり・・・今回は特に裏地のない一重のジャケットでカバーオールのような着心地が欲しかったんですね。

以前はジャケットのように着れるカバーオールを追求していたので、真逆のアプローチなのですが・・・言い方を変えれば、スェットパンツにも無理なく合わせられるようなジャケット・・・ジャケットのボーダーを取るというか、そんなアイテムかどうかを検証してみたいんですね。なんか、宿題をやる小学生のような気分になってきました・・・。

番外編その1。今年の春夏用に作ったリネンのアーミーシャツ。肌寒い最近、なぜかこれをよく着ています。リネンのシャツってネルシャツのように秋口に着たくなる感触なんだって、初めて気付きました。

番外編その2。これは’15S/Sに作った#1521 Mr.DEE。ここにきて、スェットパンツと合わせて登板することが多くなっています。

(オオフチ)