ここのところは季節の変わり目ということもあり(?)、気が付けばおっちょこちょいな格好も横行しがち・・・個人的には、シャツをアウター的に着るのが最近の気分だったりするので、ショーツXネルシャツなんていう、ボーダーを跨いだ合わせもちらほら。そんなムードに有効なのが・・・

E-Z CRUZ系のシャツ。写真のバージョン5は2016FWにデビューした、シリーズ中最も普通なデザインと言えます。これ以外は1ポケットだったり、左右非対称ポケットだったり、有りそうで無いようなポケットだったり・・・なのでこの5をデザインした時にすごく普通っぽい印象だな、と感じた事を覚えています。

うちのシャツでE-Z〜と言えば、最近ではオープンカラーやキャンプカラー、昔は開襟シャツと呼ばれた台襟の無いリラックスした襟型に使われることが多いです。 元々はステッチを排除した脱力シリーズ系に使っていたような・・・まあ、それも歴史ということで(笑)。ちなみにブランド初のオープンカラーシャツは、アーミーシャツを除けば1993〜4年頃にデビューした#1207(半袖)/#1208(長袖)の たしかNEW Shirtというモデルで、共にフラップ&プリーツ付きのドングリ型2ポケットという仕様でした。

開襟シャツは個人的には高校生の頃から好きで・・・夏は白い麻の開襟シャツを学生ズボンに合わせて通学していました。開襟の方が第一ボタンを開けた時に首元が収まるのと、あと涼しいのも良かったんですね。そのシャツはたまたま実家にあった1950年代頃の日本製なんですが、デザイン的にはスクエア・ボトムで、襟にはハンドステッチが入り・・・ちょうどこんな古着のギャバジンシャツを半袖にした感じでした。

そして、物心ついて古着〜ワークウエアが好きになっても・・・オープンカラー。 Post O’Allsでも今までに何型作ったか覚えてないくらいリリースしていますし、個人的にシャツとしてはここしばらくでは最も着ている気がします。

今シーズン、すごく残念だったのが、この生地。生地屋さんの事情により生産中止になってしまったんですが、個人的にはかなり気に入っています。この一枚はサンプル用生地で作ったもの。来年、もう一度トライしてみますか!

(オオフチ)