まずは、個人的に名作なGジャンを。

この一枚は、以前も当ブログで紹介しましたので、よろしければこちらもどうぞ。

ブランドは、Stronghold。西側のワークブランドの雄の一つですね。

好みな襟の形です=直角。フロントヨークも高めでカッコいい。

大きなフラップポケットが低めに一発。力強く、きれいなデザインだと思います。フラップのシェイプもいい感じ。

カフスは脇下シームの延長にある、現代とは逆の留め方。これはこれで留め易いんですよね。各部の寸法の具合も申し分ないです。

ワーク系の古着が好きな人には有名な、スティーブ君のボタン。

このGジャンの特徴的なところは、袖付けが直線的なキモノスリーブで、袖の生地が横使いな事。要は、ドロップショルダー。

バックスタイル。年代的にベーシックなレイアウト。

バックベルトには計3個のリベットが使われている点もユニーク。ステッチの入れ方や、リベットを打つ場所にもデザイン上のこだわりが感じられます。

 

このGジャンは、様々な点で光るところがありますが、個人的に特筆すべき点は生地が8オンスと薄い事。カバーオールや、オーバーオールなどと同じウエイトなんですね。デザインや縫製仕様など、全てをすごくうまくまとめてありますが、薄手の生地を使うことによって適度な脱力感を醸しているところが、ニクいです。推測ですが、同社のカバーオールとはデザイナーが違うと思いますね。

 

…そんなStrongholdの爪の垢…と、戦前のLEVI`Sなどをミックスして生まれたのがうちのRancheroなんですね。

これは、19FWのEl Ranchero 2。

これでバージョンで幾つめだか、もう覚えていませんが…。

何しろ1990年代の終わりから、結構な数のバリエーションを出してきました。

ポケットの形、数及び位置、プリーツの有無、カフスの形状…色々な組み合わせがありましたね。

生地もデニムで言えば8〜14オンス、他にはコーデュロイ、チノ、ピケ、シャツ地…その他諸々、覚え切れないです。

今回のバージョンは、8オンスデニム+ブラックステッチに、カバーオール的なカフスでバックベルトは無し…という、よりワークウエアに馴染ませやすい仕様になっています。

 

とは言え、次はこんな感じで、と新バージョンを出し続けて行くような気もします…これで2ポケットのバージョンがあってもいいかもですね(笑)。(オオフチ)