出張先のブリュッセルでの一コマ。やはり朝はピキっと濃い目のフレンチローストで目を覚ましたいですよね……。

なんて気分の書き出しではじまりそうな店が、通勤でいつも通るインダストリアルなエリアにいきなりオープンしました。
まわりはアパレル系のメーカーばかりのガーメントディストリクト(洋服メーカーエリア)で、そのさらに外れのクーリー(苦力=日雇いの肉体労働者)なんかのウロウロしている場末感漂う場所に、いきなりヨーロッパの洗練されたフレーバー(らしきもの)が漂っていたので、急に車を停めてチェックしてみました。

聞いてみると、そのとなりにある洒落たバー/レストランのオーナーが今朝からいきなり始めたそうで……。
ミスマッチな魅力と言うか、でもなぜかほっとします。コーヒーもおいしいし、手作りのマフィンも少し甘いが悪くない。

元からNY以外ではパリに住んでみたかった私なので、やはりフュージョンに惹かれます。
たとえばパリでアメリカ物に囲まれて暮らし、フレンチやジャパニーズを食べながらベルギー人の友人とテキーラで酔っ払う、みたいな。(オオフチ)