以前ほど夢中になって、という感じではなくなりましたが、それでも一度スイッチがそっちに入っちゃうと前日から釣りが始まる癖は抜けません。

行く現場をイメージして必要な準備をするのが自分の理想ですが、最近は軽くイメージトレーニングだけして持っている材料で現場対応も多くなるくらい肩の力も抜けました。

そんなこと言うと、釣りが上手でいつも釣っている風に聞こえるかもしれませんが、まったくそんなこともなく、釣る気満々で出かけてトホホと帰ってくることも珍しいことではありません。それでも釣り人は釣れなかった理由を自分の都合のいいように分析して、次回はこれでいける! と思い込んでやる気満々で出かける人種です。
でも魚には手が見透かされている場合も多く、また懲りずに再度挑戦するわけです。まだ魚の気持ちになりきれていない。そんなとこですね。

釣りを始めたのは小学生の時。池から始まり、川、湖、海と広がり、いちばん好きなのが川釣りと気がついた15年前からはずーっと川のみになりました。
ニューヨークに釣りができる川が沢山あると知ったのもそんなことがきっかけです。

川釣りに目覚めた15年前、地図を見ては川を探し、日帰りで行ける川はほぼ全部制覇しました。そんなことをしているうちに、そのときの自分の釣りにあった川を選ぶようになり、結果、行く川がここ10年はっきりしてきました。釣りの方法が決まった。そんな頑固な釣りにハマってしまいました。 

フライフィッシング。魚が捕食している虫を、もしくは魚が反応しそうな形を毛鉤という餌に仕立てる方法の釣りです。究極のだまし釣りです
釣りは最終的には結果論ですが、その過程が楽しめる釣りがフライフィッシングの醍醐味楽しみでもあります。百戦錬磨で答えが出てこない。そこもかなりの魅力です。
久しぶりに今週末は川に出かけたい気分になりました。(カツ)