ニューヨークへようこそ
日本出張も無事終わりました。以前はUAを使っていたのですが直行便がなくなってからはコンチネンタルを使っているので、発着はニュージャージーのニューワークリバティ空港からになります。 マンハッタンからは30~40分でいける距離なので、JFKに行くのとさほど変わりません。
空港ではいつもカーサービスを使っています。値段もタクシーより安いし、家まで迎えに来てくれるのでタクシーを捕まえる時間の心配もいりません。帰りは空港で荷物をピックアップしてからカーサービスの事務所に電話をして、空港の外で待機している車が5分で来る感じです。今回も空港を出てから電話をしたのですが、何故か私の予約が入っていませんでした。ここでいきなりアメリカに帰ってきた実感その1。
向かいのタクシー乗り場で待っている人はまばら。車は10台以上。そんな状態だったので、じゃ大丈夫。タクシーで帰るから、と電話を切りました。
タクシー乗り場につくと、ディスパッチャーが行き先を聞きその料金を紙に書き込んで手渡してくれます。払う料金はその金額プラス・チップ、有料道路料金などが加算されます。
私の行き先はマンハッタンイーストサイド、100丁目。60ドルと書かれた紙を受け取り、なんだカーサービスよりけっこう高いなと思いながらも、まっいっかとタクシーに乗り込みました。ちなみにカーサービスだと48ドル。
運転手はよくいるインド系。走り始めて5分くらいしてから「ディスパッチャーから渡された紙にはいくらと書いてある?」と聞かれ、変なこと聞く奴だなと思いながら60ドルと答えると、「いや違う、それは75ドルの間違いだ」と言う運転手。ここで再びアメリカに戻った実感その2。
思わず私の口からは
「Get f×××× out here! Are you f×××ing try to rip me off?」
でも運転手は引かない。私は運転手を相手にしていない。
運転手は自分の携帯からディスパッチャー会社に電話をかけ話してくれというので、一応話しました。が、運転手とグルになっている可能性もあるので私はまったく信じず早く家に連れて行けと。すると運転手はトンネル入り口の警察分署に向かいだした。
警官に説明しているが「60ドルって書いてあるから60ドルだろ。お前、何言っているんだ?」という感じ。それでも運転手は折れない。警官が何本かの電話の末、これはどうもディスパッチャーが間違えたらしいという展開になった。
警官にディスパッチャー事務所に電話をかけてもらい、「おたくの間違いだから、こういう場合はどうしたらいい?」と聞くと、じゃ60ドル分のところまで行ってそこからは自分でタクシーを捕まえてくれと言われる始末。馬鹿らしいと思いながらも家まで連れて行ってもらいました。
ニューヨークに来る予定がある皆さん。タクシーに乗ったら車が走り始める前に、運転手にこの紙に書いてある金額が正しいか確認することをお勧めします。(カツ)