スクールリング
家を整理していたら古いスクールリングが出てきました。確か初めてアメリカ旅行をしたときに手に入れたものだと思います。
それは1986年か1987年。ニューヨークから入ってLAから出る、というもので、レンタカーとバスで廻りました。
田舎町、都会にかかわらず、めぼしそうに見えたPAWN SHOP(質屋)には大体立ち寄り、そこで古い時計やスクールリングなどを探していました。
アメリカでは人のスクールリングをするという習慣はないため、まとめて持っているところは意外に少ない。店によっては金としての重さで売るために、石を外して金部分だけを容器に貯めて持っているところも多かった。
当時は古くておもしろいデザインのものが欲しかったし、デザインのバリエーションも見てみたかった。その後アメリカに住むようになってからは商品としても取り扱ったので、とりあえずいろいろなタイプを買って売ったんだと思う。
そしてなぜか手元に残っているのが、最初の旅行で買ったこのピンクのもの。オニキス×ピンクゴールド×ホワイトゴールドのコンビで、古いタイプのインレイ(はめ込み式)のデザインになっている。
ハイスクールを1932年に卒業ということは、1914年前後生まれの持ち主がオーダーしたもの。ということは今生きていれば96歳……。などと、今まで考えてみたこともないことを考えてみましたよ。(オオフチ)