待望の#1111 デラックス・レイルローダーが、上がってきました。

このモデルは、1990年代半ばにデビュー・・・

その後すぐにオクラ入りした後、2000年代後半頃に確か一度だけリイシュー(再発)された、Post O`Alls的にはなかなかニッチなモデル。

昨年=2020S/Sに、この#1111のベースモデルである#1106  3 pocket Jacket/#1109 Banana Collar Jacketが1990年代中頃以来、久々にリイシューされ・・・

今年=2021S/Sに、#1111もリイシューとなったわけですね。

ベースモデルである#1106/#1109は、フランスっぽい着こなし/ムードを意識したカバーオールとしてデザインされ、1990年代中頃にリリースされました。

フランスっぽい・・・というのは、もちろんコーディネートのイメージもありますが、#1106/#1109のデザインやパターンなどが、アメリカのワークウエアがヨーロッパ起源のデザインから脱皮し始め、アメリカっぽいダイナミクスを獲得し始めた1910~20年代頃のムードを濃厚に持っているからなんです。

私のように、ずっとアメリカンなカバーオールを着続けていると、その時の気分によってコッテリ〜あっさり〜その間・・・など、天下一品ラーメンのように(笑)、変化をつけたくなってくるんですね・・・

というわけで、#1106〜#1109〜#1111の系譜は、特にフランスやユーロ寄りなムード/着こなしにポテンシャルを発揮する、アメリカン・カバーオールと言えるでしょう。

着こなし次第で、どんなムードへも舵を切れるのが、アメリカン・ワークウエアの包容力・・・

#1111のサイジングはゆったりめなので、コッテリ目なコーディネートでも、暑苦しくは見えない・・・

シンプルに着れば、それなりに光り・・・

ユル目のE-Z系などとも、相性は抜群です。

そもそも#1106/#1109譲りの着丈の短いボックス型なので、何にでも合わせ易いんです。

取り急ぎ、私は毎日家の中で着込んでいます!(オオフチ)